歳を重ねるって楽しいなと思う

年々、歳を重ねるって楽しいなと思う。

30年くらい前の自分が今の自分を見たら、きっと驚くほどの成長のなさに慌てさせてしまうかもしれないけど。

それでも今が楽しいなと思う。

今日話していて、「多分若いころに比べて、気負ったり他人の目を気にすることが減ったからだよね」という結論になった。

本当にそうだと思う。

若いころって今の自分からすると自意識過剰というか、考えすぎというか、理屈っぽいというか。

なんだか持っていなければならないもの、やれて当然のこと、こういう自分でないと、みたいなものが張り付いちゃってたんだと思う。

そこから一歩でも逸れてるともう恥ずかしくて大問題！みたいな。

今から考えると「若いなぁ」と思うし、「可愛かったな、あの頃の自分」とも思う。

なんだかんだ色んなことに一生懸命だったころ。

今は何も頑張ってないかというとそういうわけではないんだけど、良い意味で「まぁいっか」が増えたのだ。

肩の力が抜けたというか。

ちょっと抜けすぎてへろへろのてろんてろんのゆらんゆらんなところもあるけど。

年齢を重ねるということに焦ってた時代に比べて、今の自分はとっても自由。

怒られることも減ったし（←この年齢で怒られることまだあるんかい！！！、というツッコミはいったん置いといてもろて）、

「うわー！忘れてたごめーん！！！」で済まされることも増えたし。

（年齢的にね。もうみんな日々何かしら忘れてるしね。なんなら何を忘れたか思い出せなくて何かを思い出そうとしてたことすら話してる間に忘れる、、、）

とはいえ毎日適度に刺激はあるし、やらなくちゃいけないこともあるし、でもやらないと世の中がひっくり返っちゃうというほど責任のあるものはそんなにないし。

私のブログの読者さんにはそんな若い方はそうそういらっしゃらないと思うけど、もしおられたなら「今寝られないくらい悩んでること、あと20年もしたらなんであの時あんなことで悩んでたんだろうね。ってきっと思うよー」と伝えたい。

若いというだけで肩肘張っちゃう機能がついてるのよ、きっと。

だからそんなに悩まなくても良いと思うよ、と思うと同時に、悩むのもまた青春だよね、とも思う。

でもこれだけは覚えておいてほしい。

「歳を重ねるって楽しいよ。それまで元気でいてね。」

と、歳を重ねてるはずなのに、見た目は年相応、中身はいまいち子どものままの私が言ってます。